サンシーロでのイタリアサッカー・セリエA、チャンピオンズリーグのACミラン観戦記、ミラノやモデナ、フェラーリの聖地マラネロの旅行記などを綴りました。
 イタリア・ミラノ旅行記 Day1

イタリア、ミラノ入り
イタリア最大の都市ミラノは、 ヨーロッパサッカー界屈指の2つの強豪クラブ、ACミランインテル・ミラノの本拠地であり、 ヨーロッパサッカー観戦に贅沢な街だと思う。 チャンピオンズリーグでもおなじみの世界の強豪のフットボールクラブが、イタリア国内リーグのセリエAの場合、毎週どちらかがホームで試合をする。 そのため、とりあえず行ってもどっちかのビッククラブの試合を見れるチャンスがあるわけだから、個人旅行の予定も立てやすいと思う。

8万人以上を収納できるスタジアム、スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ (Stadio Giuseppe Meazza) は、1990年ワールドカップイタリア大会決勝の舞台で世界有数のサッカー競技場のひとつ。 そんなサッカー聖地・通称サン・シーロ (San Siro)は、収容人数が巨大なためチケットも比較的入手しやすく、世界中からサッカーファンが集まるスタジアムだと思う。

2005/9/8(木)、憧れのサン・シーロでのACミランの試合観戦のため、ミラノ入り。この旅行記には、そのエピソードや反省を綴ることにした。誰かの暇つぶしでもお役に立てれば幸いである。

リナーテ国際空港
ロンドンのヒースロー国際空港を6:00pm前に出発したBA570便がリナーテ国際空港に到着したのは、イタリア現地時間の9:00pmを過ぎていた。 飛行機から階段で地上に降りると、空はすっかり暗くなり、雨が降っていた。機体脇に止められたバスに乗り、そのまま入国審査に向かう。

リナーテは予想以上に小さな空港だった。バスを降りて空港建物にはいると、さっそく入国審査。 2列に並び5、6分すると自分の順番がきた。入国審査官からは何の質問もなく、パスポートを見せただけでイタリア入国。

ミラノには、別にマルペンサ国際空港もある。そこの方が新しくて立派。 マルペンサにはフェラーリ公式ストアのFERRARI STOREやAC Milanのグッズを売る立派な店もあるが、リナーテにはない。。売店でほんの少しある程度。 そのリナーテの利点はロケーション。マルペンサよりミラノ中心部には近い。空後発のシャトルバス(SHUTTLE BUS)で、ミラノ中央駅までは約30分。片道3ユーロ。

リナーテ空港1FのTouristInfo
リナーテ空港1FのTouristInfo
空港1F出口の様子
空港1F出口の様子
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Day 1
 イタリア、ミラノ入り
 リナーテ国際空港
 ミラノ中央駅行きのバス
 夜のミラノ中央駅
 バウチャーでチェックイン

Day 2
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Day 6

ミラノ中央駅行きのバス
機内預入荷物をピックアップして空港1Fの出口をでると、バス乗り場がズラリと並んでいた。 タクシーはチラホラと止まっているが、雨のおかげで止まってはすぐに発車するような感じ。 タクシーやバスを利用する人より、家族とかに自家用車で迎えにきてもらう人の方が圧倒的に多かった。

ミラノ中央駅行きのバス乗り場は、空港6番出口の前にあった。 6番出口と5番出口は、ちょうど空港の角にあたるところ。 一見して分かりにくいけど、行先が書かれた時刻表はバス乗り場にある。 そこには「LINATE AIRPORT - CENTRAL RAILWAYS STATION」と書かれていた。時刻表をみると、バスの運行は約30分間隔。

そこでバスを待つこと(1本乗り過ごしたせいで)約1時間。バスを待つのは、5,6人程度。 ようやく観光バスのようなシャトルバスがやってきた。 バスが停車すると、ドアと荷物置場の扉が開くので、自分でLサイズのスーツケースを荷物置き場にのせてから乗車。 運転手に「ボレイ・アンドーレア・スタッチオーネ・チェントラーレ」と一応行先を告げると「three euro」と英語の答え。 午後10時半頃、ようやくリテーナ国際空港からミラノ中央駅へ出発。 ちなみに、夜の空港で降りる人はじぇんんじぇんいなかった。


夜のミラノ中央駅
リナーテを出発したバスは、約30分でミラノ中央駅のバスターミナルに到着した。 雨降る11:00pmまえ、20人近くいた乗客全員が、そこで降りた。

バスを降りて、予約していた3つ星ホテルにむかうため、タクシー乗り場へ向かうことに。 タクシー乗り場は、バス乗り場の隣、中央駅正面へ少し歩いたところ。 オレンジ色の光を燈す街灯がいい感じのミラノ中央駅の真横を、スーツケースを転がしながら歩き、客待ちのタクシーに近づくとドアが開いた。 さっと降りてきた若い運転手は、Lサイズのスーツケースをテキパキとトランクにのせてくれた。

タクシーに乗り、まず「チャオ。ボレイ・アンドーレア・マイホテル」と英伊混合で適当に用件を告げて、 ホテルの地図を見せ「I'm looking for my hottel, do u know where it is?」と質問。 その若い運転手は、分かったように「YES」答え、地図を入念に確認してから車をだした。 中央駅を出発したタクシーの窓の外には、やたらめったら路上駐車が多かった。まるで町全体が、公共駐車場のように路上のあちこちに車が止められていた。

タクシーが、コーナーを2つ3つ曲がると、運転手が「Your hotel.」と指差した。 乗車時間は5分程で、乗車賃15ユーロ。(翌日、ホテルから中央駅まで3ブロック、しかも一本道で徒歩3分だとを知った。。)


バウチャーでチェックイン
午後11時すぎ、ホテル到着。 フロントで「ブオノセーラ」と挨拶し、バウチャー(予約確認証)を見せるとチェックインの手続きをしてくれた。 手続きのために必要だというパスポートをいったん預けて、鍵を受けとる。 パスポートは翌朝ホテルを出発する時にでもとりにきたらいいと言われ、とりあえず荷物を置きに部屋へ。 が、適当に荷物を置いた後、(心配性なので)パスポートを返してもらいにフロントへ。

フロントの手続きはすでに終わっており、唯一の身分証であるパスポートはすぐに返ってきた。 ついでにフロントのおっちゃんに「May I ask someting?」と質問。 「Sure」というホテルマンに「最後の晩餐の予約してくれる?」と頼んでみると、明日の朝ならOKだと。

このとき、「最後の晩餐」のイタリア語(CENACOLO VINCIANO)もダビンチの名前(Leonardo da Vinci)も出てこず、 famous masterpiceとかone of the most famous picture(壁画なのに)とか必死に伝えようとしたら、少々困惑気味のおっちゃんが、しばらくして気づいてくれた(笑)。

こんな感じで、ミラノ初日は終了。 明日はニューミランポイントでセリエAのチケット購入、最後の晩餐、ジェラートも楽しみだぞっと♪

空港1F出口の様子
空港1Fの6番出口
空港1F出口の様子
6番出口まえ、ミラノ中央駅行きバス乗り場
空港1F出口の様子
夜のミラノ中央駅となりバス乗り場
空港1F出口の様子
夜のミラノ中央駅と駅まえ広場の様子
空港1F出口の様子
夜のミラノ中央駅と駅まえの様子
空港1F出口の様子
宿泊したホテルは、ミラノ中央駅から徒歩3分。
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掲載内容はイタリア旅行およびイタリアサッカー観戦に基づいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。Since 2005 Sep.