サンシーロでのイタリアサッカー・セリエA、チャンピオンズリーグのACミラン観戦記、ミラノやモデナ、フェラーリの聖地マラネロの旅行記などを綴りました。
 イタリア・ミラノ旅行記 Day2

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の電話予約
9月上旬、ミラノの気候は東京とよく似ていると思った。昨夜は雨だったが、Tシャツと短パンでぐっすり眠れた。朝起きると、ミラノの方が東京より少し涼しい感じがした。ホテル地下の食堂で朝食をすまし、ミラノに残るレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」見学の予約を頼みにフロントへ。

フロントの女性従業員は手馴れたように対応してくれた。どこのホテルでも気軽に電話予約してくれるような印象を受けた。が、あいにく9月14日迄は全て予約済みとのこと(9/9時点)。なんと約1週間先まで予約が埋まっているとは!と驚いたが、しょうがない。。出国予定日が14日朝のため、その場でどうしようもないので、とりあえず中央駅へいくことに。教会を見物するがてらにキャンセル待ちでもしてみるかな、と淡い期待を抱きつつ。

ホテルを出ると、あいにく灰色の曇り空、降ったり止んだりする雨。ミラノ中央駅は、ホテル前の道を3ブロック(徒歩約5分)ほど一直線に進んだところにあった。昨夜、タクシーで中央駅からホテルへの移動した時には、15ユーロ払ったのに…(こんな近かったとは)。

ミラノ中央駅
ミラノ中央駅(スタチオーネ・チェントラーレ)は白い巨大な駅。外壁や内壁いたるところに彫刻がある荘厳な駅。まるで神殿のような感じ。JRと根本的に造りが違います(笑)。
2階のプラットフォームから1階へと続く階段からながめる吹き抜け天井は、とても贅沢な空間の使い方。さすがイタリア最大にして国際観光都市ミラノの象徴といった感じ。第2次世界大戦時のムッソリーニ独裁政権時代を代表する建築物とのこと。

地下鉄駅構内へと階段を降りていくと、通路のど真ん中に売店のような切符売り場があった。金曜日朝の切符売り場には、そこそこ並んでいる人がいた。そこに並び自分の順番がきたら「チャオ」とまずは一言。窓口に「Abbonamento Giomaliero(アッボナメント・ジョルナリエーロ)」と書いたメモと6ユーロを一緒に差し出す。観光客と気付いた販売員は英語で「Two ?」と確認し、少しニコリとして1日乗車券を2枚差し出してくれた。旅先のスマイル、プライスレス。

一日乗車券とメトロ
ミラノの公共交通にはメトロ(地下鉄)、トラム(路面電車)、バスの3つがある。このうちメトロとトラムは初心者でも利用し易いと思う。1日乗車券は、1日中何回でも乗り降りできるので便利だし、使い方も簡単。メトロの場合、他の切符と同じく最初は改札口の機械に差し込んで日付を印字させる。2度目からは駅員のとなりの改札バーのないところを通り過ぎるだけ。時々、駅員によっては提示を求められたけど、ほとんどの場合は駅員の目の前を通り過ぎても何もなし。

この一日乗車券、使う前に使用日を印字させるだけなので、まとめ買いして翌日に使うこともできる。時間帯によっては切符売り場は混雑するので、空いてるときに必要な分まとめ買いするのをオススメしたい。

さて、1日乗車券を買った後は、DUOMO駅へ行くため、案内板に従い黄色の3号線プラットフォームへ。ミラノのメトロはライン毎に色分けされており、乗り換えもしやすいと思う。地下鉄駅構内、プラットフォーム、車内ともに暗くはない。平日9時前の地下鉄はそこそこ混雑していた。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
ミラノ中央駅
ミラノ中央駅
ミラノ中央駅
ミラノ中央駅メトロの切符売り場
切符に乗車時刻を打刻するための赤箱
切符に乗車時刻を打刻するための赤箱
Homepage
Day 1
Day 2
 「最後の晩餐」の電話予約
 ミラノ中央駅
 一日乗車券とメトロ
 ドゥオーモ広場
 トラム#16
 サンシーロ
 サンシーロ博物館
 スタジアム見学ツアー
 サンシーロストア
 最後の晩餐
 ニューミランポイント1
 ドゥオーモ観光
 ニューミランポイント2
 夜のミラノ散歩

Day 3
Day 4
Day 5
Day 6

ドゥオーモ広場
メトロがDUOMO駅に到着し、USCITA(ウシータ、出口)のサインに従って改札を出て、階段をあがった所がドゥオーモ広場だった。曇り空にツンツンの尖塔を突き刺すドゥオーモが、どーんと建っていた。なんとも荘厳な雰囲気を醸し出している建造物だと思った。イタリアのゴシック建築の大傑作ともいわれるドゥオーモは、ミラノのシンボルであり街の中心に位置するらしい。

ドゥオーモに向かってその左隣に位置するのが、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアだ。ガッレリアは5階建てビルの高さくらいあろうかというアーチ型ガラス天井のアーケードで、オペラで有名なスカラ座まで続く。素通りするだけなら時間は5分もかからない。このガッレリア内には、プラダやルイヴィトンといった超高級ブランド店が軒を並べる。各店の外壁は金色と黒色を基調としたなんとも豪華な雰囲気がした。観光名所で、朝っぱらでもフラッシュが至るところで光っていた。

そんなドゥオーモ広場前を真横に走る通りがが、Via Mazzine(マッチーニ通り)。サンシーロ行きのトラム#16の乗り場は、ドゥーオモ広場横(一番近いメトロ出口からは徒歩すぐの所)にあり、サンシーロを拝むためにトラムに乗り込んだ。

トラム#16
トラム#16は、サンシーロへの途中、最後の晩餐で有名なSanta Maria delle Grazie(サンタ マリア デッレ グラツィエ:サンタマリアデレグラツィエ教会)を通る。ちょうど進行方向右側に茶色の立派な教会が見える。 ちなみに、教会前にはトラム乗り場もある便利なロケーション。またトラム乗り場方面からだと、教会全体が写真一枚に収めやすいと思う。

小雨が降るなか、ドゥオーモ広場横から乗った#16トラムは25分ほどで終点サンシーロに到着した。 サンシーロに近づくと、トラムは並木通りのなかを走る。すぐに進行方向右側に、巨大なスタジアムが姿を現し始める。 その姿が見えてはじめ2、3分すると終点に到着。 街中では結構いた乗客も、3人だけになっており、トラム車内はガラーンとしていた。

地下鉄から出れば、ドゥオーモ
地下鉄から出れば、ドゥオーモ
ドゥオーモ正面からみる広場の様子
ドゥオーモ正面からみる広場の様子
終点サンシーロ行きの#16トラム
終点サンシーロ行きの#16トラム

サンシーロ
トラムを降りた場所は、チケット売り場(閉まってたけど)の目と鼻の先だ。すごく近い。スタジアム見学ツアーの集合場所になっている#21、22のゲート(他の番号のゲートとは色分けされている)は、チケット売り場の奥に見える。 サンシーロは、巨大なスタジアム。実物を目の当たりにすると、本当に巨大。1枚の写真のフレーム内になかなか収まらない。

スタジアム周囲はだだっ広い広場になっている。9万人近い観客が出入りするためのスペースのよう。 しばらく周囲を歩き回るが、雨の日10:00amまえ、スタジアム周辺には大きな広告板を張替えたり、掃除している人が数人しかいなかった。

トラム乗り場の隣にあるスタジアム
トラム乗り場の隣にあるスタジアム

サンシーロ博物館
10:00am開始のスタジアム見学ツアーに参加するため、#21ゲート前で傘を差しながら待てども誰も来ない。

ちょうどゲートから見えるスタジアム内の博物館入口に関係者がいたので、スタジアム内に入り何時からスタジアムツアーは始めるのかと聞くと、10:05amからとのこと。なんとも適当そうな答えだった(笑)そのままゲート前(屋根なし)で待つように言われたが、雨が降っているから博物館入口のところで待たせてもらうことに。

結局、10:05am過ぎても他に誰もこない。たった1人じゃやる気もないのか、30分くらい博物館を適当にみて欲しいとのこと。貸切状態だった。後で気づいたのだが、この博物館は写真撮影禁止らしいが、じぇんじぇん気づかずにパチリパチリと撮りまくった。関係者の目の前でカメラ構えてても何も言わないし分かりようがない。

博物館自体は、さほど広くない。展示品のほとんどを写真撮影しても、30分でちょうどくらいだった。半時間程たったので、博物館入口の受付にいくと、やっぱり他に誰も来ていなかった。

21番ゲート奥にあるサンシーロ博物館入り口
21番ゲート奥にあるサンシーロ博物館入り口

スタジアム見学ツアー
10時30分過ぎ、インテリスタ(インテルのファン)だというガイドの人と2人(こっちはミラニスタ:ACミランのファン)、スタジアム見学ツアー(英語)開始。

博物館前からロッソ(メインスタンド)1階裏口からスタンドへ移動して、適当に説明してもらう。メインスタンドにあるラウンジ、TV解説ブースを見た後は、ベンチ裏をとおりピッチのコーナーに移動。芝生の上からみるサンシーロの3階建てのスタンドは迫力がある。小雨が降っていたが、ほとんど気にならない。シェフチェンコ、カカー、ピルロといったミランの選手たちが明日の夜はここでプレーするのかと思うと、感動・感激。

…とまぁ、以上でした、スタジアム見学ツアーは。たった15分ほどで終わりと聞いたとき、「えっこれぽっち?」と思わず聞き返してしまいました。残念ながら試合前日のせいか、選手の控え室やインタビューエリアの見学はできませんでした。。何とも物足りないスタジアム見学ツアーだった。。(団体申込みの方が対応いいのかな?と思ったりした。。)

気さくな従業員たち(ピッチで仕事中)
気さくな従業員たち(ピッチで仕事中)
サンシーロの芝生の上にて
サンシーロの芝生の上にて

サンシーロストア
スタジアムツアー終了後、スタジアム内のオフィシャルショップ・サンシーロストアに立ち寄ることに。サンシーロストアは、博物館入口にむかって右側へ少し進んだところにあった。店内は、さほど広くもなく狭くもなく、ミランとインテルのグッズが感じよく並べられている洒落たところ。他に誰も客がいない。3、4人いた店員はBGMの曲と一緒に歌いながら商品を並べていた。ここで、定番グッツのマフラー(19ユーロ)を購入。

マスターカードのCM風に、まとめるとこんな感じ↓でした。
・初めてのサンシーロ博物館とスタジアム見学ツアー、12.5ユーロ。
・サンシーロストアで買ったACミランのマフラー、19ユーロ。
・生サンシーロの感動、プライスレス。

ちなみに、サンシーロは競馬でも有名なところらしいです。スタジアムの隣には馬のトレーニングセンターらしきものが隣接しており、スタジアムとの間の道の幅は2、3メートルという近さ。実際に歩くとぷ〜んと、馬のそれっぽい臭いがするので、すぐ気付くと思います。

ひととおりサンシーロ見学したあと、スタジアム前で停車していたトラム#16に乗車。今度は終点サンシーロから、来た道を逆方向へ進むことに。

サンシーロストアの入り口</TD

最後の晩餐
サンシーロを出発したトラブ#16がしばらく進むと、進行方向左手に茶色の立派な教会が見えて着ました。それがダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が残るサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。そこで下車し、道幅の狭い道を横切りる。教会横の「最後の晩餐」の受付へ。受付まえには、順番待ちしている観光客が結構いた。(日本人グループらしきのが半分くらい。)

受付カウンターで、「チャオ」と挨拶して「I don't know if I can wait for a cancel.」と言うと、受付嬢「Yes, you may」と。結局、受付近くで5分ほど待つと、受付嬢に呼ばれて、見学料6.5ユーロを支払い「最後の晩餐」の間へ。当日予約なしで見学出来ることに感謝。

銀行と同じように二重の自動ドアを過ぎ、「最後の晩餐」が残る部屋に入りました。そこは、細長いこじんまりとしたホールのような部屋で、その片方に見物人が集まっていました。その壁に「最後の晩餐」は描かれていた。大きな壁画みたいでした。 ホールの中は、20人前後の見物人がいたが物音ひとつせず、とても静か。皆、オーディオガイドの説明を熱心に聞いていた。入口そばに、学芸員らしき中年女性が1人椅子に座っていた。ちなみに、ここ写真撮影は禁止とのこと。

ところで、受付から最後の晩餐がある間までは、自動ドアが2つある。 また絵のある間の出口は、教会内の土産物屋の入口につながっているわけだが、そこでも自動ドアが店の入口と出口の2箇所にある。 このドア、片方が開いているときは、別のドアは閉まるので、ドアが開く順番を待つタイプだ。(両方同時に開くことはない) この手のドアはミラノの銀行などで使われているものと同じ。 銀行の場合はセキュリティのためだろうし、この教会では外の湿気などが入らないようにしていると思う、多分。

と、学習する前は、やっぱりどうしていいのか分からなかった(笑) 閉じ込められた~みたいな気分になった(笑) 実際、土産物屋の出口で白人のお年寄り4人と一緒になって「This door does not work.」とか「How did you enter?」とか冗談交じりに話したりして、それはそれで楽しかったけど。

茶色の教会の隣が受付
茶色の教会の隣が受付
受付の中の様子
受付の中の様子

ニューミランポイント1
都合よくキャンセル待ちで、最後の晩餐を見た後は、いざミランポイントへ。教会前から再びトラム#16に乗り、いったんDUOMO広場へもどり地下鉄に乗車して、2号線ポルタジェノバ駅へ。

ポルタジェノバ駅まえは、少しばかし店が並んでおりBARもあった。お腹がすいたのでBARでランチに。入ったBARはその名も、"BAR DERBY"。さすがミランポイントの最寄り駅か。パニーニとコーラを注文し、1:00pm過ぎにミランポイトへ出発。

ポルタジェノバの駅からミランポイントへは、徒歩で約20分。まず、駅前のVia Vigevanoをまっすぐ数ブロック進み、突き当り(割と大きな川みたい)へ。T字路になっている突き当りを、右に曲がりViale Goriziaを川沿いに進む。すると、やがて右手に細い川のようなAlzaia Naviglio Grande(ナヴィリオ運河)が見える。その運河を右手に通過してViale Goriziaを直進する。するとお店がチラホラと見えはじめ、次第に街の雰囲気がしてくる。5、6階建ての銀行のようなビルが右手に見える。ニューミランポイントはそのビル1Fにある。

ただしニューミランポイントは、その進んできた道からだと一見しにくい。目印になるのは、FISH POINT(フィッシュポイント)という魚屋。ナヴィリオ運河をまっすぐ進む道のど真ん前にあるので見えるので分かりやすいはず。

ニューミランポイントは、そのFISH POINTの後ろにあるビルの1Fにある。ちなみに、Arco di P.ta Ticinese(ティチネーゼ門)まで行くと行き過ぎ。そんなこんなで13:30頃、ニューミランポイントに到着。赤と黒のミランカラーの看板がある小さなところだ。

入口そばには、暇そうに話しているダフ屋らしき4,5人のおっさんがいた。その横を素通りして、店内に入る。窓口が2つあるだけのまるで小さな宝くじ売り場のようなとこだった。窓口でセリエAの観戦券を買おうとするが、間がわるく昼の休憩時間についたらしく、16:00からしか売れないとのこと。仕方ないので出直すことに。

店の前にいたダフ屋の前を再び通ると、数人が「チケ」(チケット)とか「ジャポネーゼ」とか言う。 実際に見るまでは強引なイメージのあったダフ屋だが、予想以上に(十人十色だと思うけど)あっさりしてた。ぜんぜんしつこくなかった。「一応声かけてみるか」程度の売り方だったので。 ダフ屋は無視して来た道を戻り、またポルタジェノバ駅へ。 お次はドゥオーモ観光へ出発。

ポルタジェノバの駅まえ
ポルタジェノバの駅まえ
ミランポイントへの道中
ミランポイントへの道中
FishPoint
FishPoint
ニューミランポイント正面
ニューミランポイント正面

ドゥオーモ観光
ドゥオーモ広場につくと、平日昼間でも大勢の観光客と鳩がいた。 広場を通りドゥオーモ入り口へ。ガッレリア側の入口の列に並び、簡単なセキュリティチェックを受けて、巨大な教会の中に入る。

中はとても広く、やや薄暗い。そして天井がめちゃくちゃ高い。 柱や壁に飾られた彫刻、床に描かれた模様、光を背に受けてきれいなステンドグラス、どっしりとした荘厳な柱の数々、などなど。 メキシコシティでみた南米最大級の宗教建築物であるメトロポリタン・カテドラルより大きな教会だと思った。

巨大な教会内を一通りみて歩き、向かった先はリフト(エレベーター)乗り場。 ドゥオーモのてっぺんからミラノの街を望まねばと。

ドゥーオモをいったん出て、ガッレリア側の壁沿いにすすむと、まず階段専用の入口がある。 そこを通り過ぎて、ちょうどドゥオーモの裏側にまわるように進むと、角のところにリフト乗り場がある。

天気のいい日だと、観光客の行列であり分かりやすいと思うが、入り口用と出口用のドアが各1枚しかない地味なところ。 受付で6ユーロ支払い、小さなエレベータにのること数分、早くもミラノの街を眺められる高さに到着。 しかし、ここからがドゥオーモの屋上観光のすごいところ。さらに進み階段を上がれば、もっと高いところにも行ける。 本当に屋根の上を歩き、ニョキニョキと突き出している尖塔の先端も目と鼻の先に見える。 快晴だと、ここからアルプスの山々まで見えるらしいが、あいにくの空模様のためじぇんじぇん見えずに残念。

ちなみに、ドゥオーモの屋上は大理石みたく石なので、滑りやすくはなかったが、それでも雨のときはちょっと怖そう。。

尖塔の先端も目と鼻の先の屋上観光
尖塔の先端も目と鼻の先の屋上観光
ドゥオーモ屋上からの街並み
ドゥオーモ屋上からの街並み

ニューミランポイント2
ドゥオーモ屋上を堪能した後、再びミランポイントにむけて出発。 5:00pm前、昼間と違い狭い店内にはたくさんの人がいた。 2つある窓口の前にはびっしりとチケットを買う人の列ができていた。 結局、15分ほど並ぶことに。順番待ちしている間、狭いミランポイントのなかでは、イタリア語、英語、スペイン語が聞こえてきた。なかでもチャオとグラツィエは多い。窓口でもそうだし、携帯電話でも皆が言っていたので、チャオチャオグラッツィエと言うだけでイタリア語しゃべっている気になりそうな感じがした(笑)

自分の順番がきて、「Sarturday, Milan-Siena, Secondo anello, EST」と書いたメモ用紙を差し出し、 「Ciao、Sarturday, Milan vs Siean for 1, please」と注文。すると「Second?」と2階席の確認をするので、イタリア語で「Si.」と。 窓口の大柄な店員は、コンピューターの画面を見せながら手続きをしてくれる。 EST(バックスタンド)のブロックを選び、店員「Thirty one euro」と請求。 お金を払い、チケットを受け取ったその場で、一応観戦席を確認して「グラッツイェ」と一言。 バックスタンド2階席上段225ブロックの観戦券、しめて31ユーロ。

ちなみに、正式には、チケットを買う際にID(身分証)を提示する必要があるらしい。 このことは、AC Milanの公式ホームページでも発表済み。 なので、一応パスポートのコピーを持っていったのだが、受付の人に名前を聞かれただけでした。 チケットには、その名前が印刷されます。 後日、気づいたのですが、実際にはタイプミスされていましたが、問題なく観戦できました(笑)。 長い名前の人や、外国語に自信ない人は、スペルを書いたメモを手渡した方が簡単に済むと思います。 とにかく無事にチケットGETできてよかった。 それと、窓口の人が英語を話せたのがよかった。

18:00過ぎのニューミランポイントは、まだまだチケットを買う人たちで混雑していた。 その後、再びポルタジェノバ駅に戻り買い物に出かけることに。

ミランポイントのチケット売り場
ミランポイントのチケット売り場
チケット売り場窓口の様子
チケット売り場窓口の様子
セリエA観戦チケット(表)
セリエA観戦チケット(表)

夜のミラノ散歩
9月のミラノの7:00pmはまだ明るい。 再びドゥオーモ広場に戻った後、ガッレリアとは反対方面を適当にまわる。 金曜日夜のミラノの街は、買い物客や観光客でにぎやかだった。トラムには絶えずたくさんの人が乗り降りしていた。 UPIMとかに立ち寄り、服をみるがデザインはともかくヨーロッパサイズのMやLばかりで大きすぎ。

適当にミラノを探検した後、すっかり歩きつかれたのでホテルへ戻ることに。 その途中、美味そうなピザが並ぶ小さなピザ屋を発見して買うことに。 8:00pm過ぎ、空が暗くなりだし、雨が激しく降り出した。 夜、雨音が地面を叩きつけるほど強くなったが、よく歩いた一日のせいか、気にすることなく熟睡。

明日は、いよいよセリエA、サンシーロでのAC Milanの試合。激しく楽しみなり♪

ピザ屋
ピザ屋
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掲載内容はイタリア旅行およびイタリアサッカー観戦に基づいた個人的な意見です。各人の責任においてご利用くださいませ。Since 2005 Sep.