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スフォルツァ城と市立博物館
列車の予約を手配した後、この日はCastello Sforzesco(カステッロ スフォルツェスコ:スフォルツァ城)へ向かうことに。
メトロに乗り、最寄りのCADORNA駅で下車。メトロ出口そばには、fsノルド駅があり、スフォルツァ城も見える近さ。
快晴の天気のせいで、城門まえの噴水広場には大勢の観光客がいた。
築500年以上の城は、茶色の城壁に囲まれ、中には見ごたえたっぷりの市立博物館がある。
この博物館、ダビデ像で有名なミケランジェロの未完の大作「ロンダニーニのピエタ」を展示していることでも有名。
入館料3ユーロを支払い、館内へ。市立博物館は2階建てで広い。
1階はロンダーニのピエタを含む彫刻中心、2階は絵画や歴史的家具が中心に展示されている。
ちなみにミラノの美術館や博物館は、写真撮影NGのところが多いが、ここはOK。
全部見る気なら、最低1時間は必要な広さ。たっぷり館内を歩き回った後、スフォルツァ城裏手に広がるParcoSempione(センピオーネ公園)へ行くことに。
センピオーネ公園と平和の門
日曜日のセンピオーネ公園には、親子連れやお年寄りが多かった。その公園を突き抜けたところにあるのが、ArcoDellaPace(アルコ デッラ パーチェ)こと平和の門。
着工から200年近くの年月が経つ華麗な凱旋門は、閑静な公園の端に堂々と、そして静かに立っていた。その新古典様式の凱旋門前には、日曜のランチタイムのせいか人通りはほとんどなかった。
平和の門を後にした後、センピオーネ公園内を散歩していると小さな子供遊園地みたいなところを発券した。子供の歓声があちこちから聞こえてきて、週末のミラノの家族生活が少し垣間見えたひと時だった。
園内を去り、再びスフォルツァ城を通り抜けて、メトロCAIROLI駅に着く前に、快晴だった空模様が曇りだしあっという間に小雨が落ち始めた。
傘売り
サンタンブロージョ聖堂に向かうため行ったS.Ambrogio駅で下車してプラットフォームをでると、振り出した小雨が大雨になっており、駅で雨宿りしている人が何人もいた。
ホテルに折畳み傘を忘れてきたので、外にもでれず何分まっても止みそうにない様子。予定を変更して、いったんホテルへ向かうことに。
中央駅にもどると、そこでも雨宿りの人はたくさんいた。
どこの駅でも同じだが、雨が降り出すと傘売りが登場する。折り畳み傘を売りに歩いてくる人たちだ。
ミラノの街中では、誰もが特別ではないが洒落た格好をしているような気がしたが、傘売りたちはそういうのとは程遠い格好をしている。
イタリアの貧富の差を垣間見た瞬間だと思った。
さて、雨脚が次第に弱まるのをまつこと30分、ようやく雨があがり中央駅を出発。
昨日今日の天気は変わりやすく、いつまた雨が降るとも分からないので、折畳み傘をとりにいったんホテルにもどる。
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茶色の城壁に囲まれるスフォルツァ城 |
池越しにみえる平和の門 |
駅にいた傘売り(右) |
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